2019/09/15

【新校舎完成!】グアナファト日本人学校に迫る!

2019年4月、グアナファト州イラプアト市内に開校したグアナファト日本人学校。8月23日に新校舎完成記念式典が開催されました。amigaでは、式典及び新校舎見学に同行しましたので、その様子と校舎の魅力をお伝えします。

新校舎での学生生活への期待と喜び

開校式には、伯耆田在レオン日本国総領事、水谷グアナファト日本人学校理事長、リカルド・オルティス・イラプアト市長のほか、日本メキシコ友好議員連盟の幹事長の遠藤利明衆議院議員を含め4名の国会議員が来賓として出席され、注目度の高さが伺えました。

会場では日本・メキシコ両国の国歌が斉唱されました。また、今回初めて公の場で同校の校歌が披露されました。作詞は児童生徒・教職員一同。「グアナファト日本人学校とはどの様な場所なのか」、「どの様な学校にしていきたいか」ということを想定しながら、児童と教職員の双方がアイデアや言葉を紡いで誕生した校歌。児童たちは、背筋を伸ばして、新校舎での学生生活への期待と喜びの表情がみてとれました。

日本・メキシコ両国の懸け橋へ

(写真:日本メキシコ友好議員連盟遠藤利明衆議院議員様)

グアナファト州はユネスコの文化遺産に登録される等、文化的に魅力のある地域です。また自動車産業等日本企業が進出し、現在現地在留邦人も増加しております。このような地で学ぶ事のできる児童生徒の皆さんは、日本、メキシコが400年を越える交流の歴史を元とし、近年益々その交流関係を強化する両国のこれからの懸け橋となる、まさにかけがえのないグローバルな人材となる人達であります。また本校の教師の皆さんは、こうした人材を育成する重要な役割をになっており、自信と誇りをもって精一杯その力を発揮して頂きたいと思います。

さて、来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。私は東京2020組織委員会の会長代行として、この大会の運営を担っていますが、ぜひ、皆さんにもこの大会をはじめ、日本の魅力をより多くメキシコの皆さんに伝えて頂きたいと思います。

インフラ・治安・サービスの面でサポート

(写真:イラプアト市長のリカルド様)

新校舎完成によって、日本の教育システムに沿った教育を受ける準備が整ったと考えています。メキシコにきて企業活動をしたいという日本人が増えることが期待されます。

日本はグアナファト州・イラプアト市にとって一番大きな経済状のパートナーです。グアナファト州には現在279社の日本企業が進出しており、そのうち56社がイラプアト市にあります。

グアナファト州には約2300人の日本人が在住しており、そのうちイラプアト市には約600人が住まれています。日本人学校の建設にあたって、イラプアト市に住む日本人住民が3倍に増えることを期待しています。そのために、インフラ・治安・サービスの面で行政の立場から引き続きサポートしていきます。

日本人が暮らしやすい社会へ

(写真:在レオン日本国日本総領事伯耆田様)

グアナファト州においては、近年在留邦人が急増したことを背景に、2017年末に日本人学校設立の機運が高まったことで日本人学校設立準備委員会が立ち上がり、実に1年半という短期間でグアナファト日本人学校が設立されました。

グアナファト州政府では公の標識や空港、動物園、公園の案内板等の日本語併記や、グアナファト州緊急管制センターの24時間における24時間日本語対応のジャパンデスクの設置など、日本人が暮らしやすくできるように務めてくれています。

グアナファト日本人学校は、中南米地域ではアグアスカリエンテス日本人学校から21年ぶりに設立された日本人学校です。

現時点では児童生徒数は26名ですが、秋には50名、数年後には100名程度の児童生徒数になることが見込まれています。

新校舎での学生生活の抱負

(児童代表の挨拶)

このような素晴らしい校舎、体育館や運動場を作って頂きありがとうございます。グアナファト日本人学校は、今年の4月に開校して1学期を過ごしました。初めて日本の歴史や理科を日本語で学び、メキシコにいるにも関わらず日本のカリキュラムと同じ勉強ができることをとても嬉しく思っています。2学期からこの新しい校舎で友達と、日本語や日本の文化、スペイン語やメキシコの文化を勉強できることがとても楽しみです。僕たちはこの新しい校舎で精一杯、勉強や運動をし、日本人学校やメキシコでの思い出をたくさん作っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

万全な安全確保を約束

(写真:グアナファト日本人学校理事長水谷様)

多くの方々のサポートにより、日本人学校の開校、新校舎の完成まで迎えることができました。日本人学校の開校、新校舎の完成にあたって、グアナファト州政府から教育機関としての認定、多額の寄付と安全の確保など多くのサポートを頂いています。また、日本政府の強力なサポートのもと、短期で日本人学校を設立することができました。日本とメキシコの文化交流、相互の発展に資する日本人学校にしなければならないと考えています。

スクールバスの安全確保が確認されるまで、パトカーによる伴走を行います。日本人学校の近くには大きな派出所が建設される予定です。また学校敷地内には12個の防犯カメラを設置しており、死角がない状態になっています。安全に関しては、州警察・市警察のサポートの中で、万全な体制で臨んでいきます。

新校舎のご紹介

(写真:教室)

今後児童が授業で使用する教室です。学校の西側に幹線道路があることから、全教室の西側の窓は、遮音性の素材で作られています。

(写真:体育館)

音響設備も完備した立派な体育館です。

(写真:校庭)

式典後には児童たちが元気に遊んでいました。

まとめ

イラプアト市に新設された、グアナファト日本人学校の新校舎完成記念式典の様子をお伝えしました。新校舎設立により、優れた設備と9人の優秀な日本人教師のもと、日本の教育システムに沿った教育を受ける準備が整った模様です。

グアナファト州教育長官のヨロショチトルブスタマン様からのお言葉の中で「教育とは国の発展の原動力」という内容がありました。今後の日本人学校を通じたメキシコの地域社会との文化交流によって、相互理解や友情がさらに深まることでしょう。日本とメキシコ、日本人学校という共生の場を通して、一緒に成長・発展していくことが期待されます。

グアナファト日本人学校ホームページ

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