2021/10/20

海外自炊に役立つ!メキシコで買える日本食材・調味料の代用品5品

長い海外生活に慣れても日本食はいつでも食べたくなるものです。メキシコで日本の食材や調味料を買うと高いですよね。そんな時に使える、メキシコの一般的なスーパーでも買うことができる日本食・調味料の代替品をご紹介します!

1. 片栗粉の代わりにFécula de maíz

出典‐https://www.surtitienda.mx/atole-maizena-natural-750grs-maizena-67501005110565/p

日本のコーンスターチにあたり、メキシコで一番有名なのはMAIZENAというブランドのもの。片栗粉のように水に混ぜて加熱すると、とろみが出ます。あんかけや竜田揚げを作る時に片栗粉の代わりに使うことができます。片栗粉よりも粘度が低いため、とろみをつけたい時は片栗粉レシピの分量よりも多めに加えるのがおすすめです。

注意したいのは、メキシコでコーンスターチはアトレ(Atole)という甘い飲み物を作る際にも使われるため、はじめからバニラやチョコレートなどの味がついているMAIZENAの商品も存在します。購入する際は、Atoleと書いているものと間違えないように注意してくだ

出典‐https://images.app.goo.gl/Lxib13puXDKAuizo6

2. ウスターソースの代わりにSalsa inglesa

出典‐https://images.app.goo.gl/DYqaAdLAdrrX44QW9

ウスターソースは元々イギリスのウスターシャー州ウスターが発祥とされているため、スペイン語でsalsa inglesa(イギリスのソース)と言います。日本の一般的なウスターソースよりも酸味が強く色も薄めです。カレーやミートソースに隠し味として使う場合にはそのままでも、日本のウスターソースと同様に使うことができます。

揚げ物などにかける場合は、お好みで砂糖や蜂蜜で甘さを足したり、カレーパウダーを加えてスパイシーさを足すと日本のウスターソースの味に近づきます。

そして、ケチャップと砂糖または蜂蜜を足し、加熱して煮詰めるとお好みソースや中濃ソースとして代用できます。

ちなみに、メキシコ人はsalsa inglesaをピザを食べるときにタバスコソースやケチャップなどと一緒にかけたり、ライム果汁と辛いソースと一緒にビールに入れてミチェラーダにして飲みます。

3. 料理酒の代わりにVino blanco

出典‐https://images.app.goo.gl/PnofynvsC36D8Xmi8

日本で料理酒と言えば日本酒(清酒)ですが、白ワインでも代用ができます。生の状態の肉や魚にふりかけて下味をつけたり、加熱中に加えてくさみを取ることができます。また肉をやわらかくする働きもあります。料理酒同様、うま味やコクを出し味をまろやかにしてくれます。

赤ワインでも洋風料理には問題ないですが、加熱後もワインの風味が残るため、クセや甘味のない白ワインの方が和食には合います。

日本のように料理用として売られているワインはありませんが、紙パックに入った白ワインは安価でクセもなくお料理に使いやすいです。

4. 大根の代わりにRabano

出典‐https://images.app.goo.gl/QRAqoGku5ewfqfBG6

日本のラディッシュにあたります。別名「二十日大根」と言われる通り見た目は赤かぶですが、大根として様々な和食に使うことができます。日本の一般的な大根に比べると丸く小さいので皮をむくのが大変ですが、赤い皮を取ると大根そのものです。大根はメキシコのスーパーにはなかなか売っていませんが、ラディッシュは手に入りやすいのではないでしょうか?

お味噌汁や豚の角煮などの煮物に入れてもよいですし、生のままおろして大根おろしとしても使えるので大変便利な食材です。

メキシコではポソレのトッピングやカルニータスの付け合わせのように生で食べられることが多いです。

スーパーでは写真のように葉っぱが切られた状態でピンクの袋に詰められて売っていることが多いです。しかし、八百屋やメルカドだと葉っぱ付きで売られているので葉っぱも大根の葉のように、炒め物や煮物と様々な料理に使えます。

5. スパゲッティと重曹で中華麺

出典−https://images.app.goo.gl/MqfsdS6hngquBURz6

お湯に重曹を加えるだけで簡単にスパゲッティを中華麺風に変えることができます。作り方は簡単!スパゲッティ100gに対して1リットルの水を沸騰させます。一旦火を止めてから塩少々と重曹大さじ1を加え少し混ぜます。また火に戻したらスパゲッティを入れパッケージに表示されている茹で時間+2分茹でます。最後にぬめりと重曹の苦味を流水でしっかり洗い流したら完成です。

茹で上がったパスタは少し黄色くなり、匂いもあの中華麺独特の香りに変わっています。

元々、中華麺は小麦粉にかん水を混ぜて作られるのですが、重曹をお湯に溶かすとかん水と同じ成分ができます。スパゲッティをこの重曹水で茹でるとデンプンやたんぱく質のグルテンに反応して中華麺のようになるのです。

お湯に重曹を混ぜると泡が立ちやすくなり、吹きこぼれやすいので大きい鍋を使うことをおすすめします。またカッペリーニなどの細いパスタを使うと、より中華麺風に仕上がります。

この中華麺があればラーメンはもちろん、やきそばや冷やし中華、モダン焼きも作ることができます。

メキシコでは重曹はBicarbonato de sodioといい、一般的には薬局や掃除用品のコーナーに置かれていることが多いですが、食用の重曹が売っているところもあります。またベーキングパウダー(Polvo para hornear)を使うこともできますが、重曹以外の成分も含まれているため多めに入れることが必要です。

出典‐https://images.app.goo.gl/nHZFAV8h3dZpG5Ca9

参考サイト https://news.cookpad.com/articles/13454

まとめ

今回はメキシコスーパーでも買える日本食・調味料の代替可能な商品をご紹介しました。日本食スーパーが遠くてなかなか日本食が買えない方、日本食は高くて手が出しづらい学生さんなどはぜひ参考にしてみてください。

これからもメキシコ生活に役立つ情報を発信していきますのでぜひお楽しみください。

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