メキシコシティって何があるの!?目的ごとにメキシコシティの街を大解剖!

一概にメキシコシティと言ってもエリアごとに特色があり、目的によってオススメのエリアが異なります。またメキシコシティは東京23区と同じ位の面積があり、1日に行ける場所も限られてきてしまいます。 そこで今回はより効率的にメキシコシティを巡ることができるよう目的ごとのオススメエリアを紹介していきます。

お土産を買うのにオススメのエリアは!?

「Coyoacán(コヨアカン)」

フリーダカーロの自宅もあるコヨアカンは石畳の落ち着いた街並みでファンも多い高級住宅街です。下記に紹介するバザールサバド周辺にセレクトショップなどが立ち並んでいます。

・El Bazar Sábado(バザールサバド)

南の方に下ったサン・アンヘルという地区にある土曜日限定の市場です。市場といっても果物や魚のようななまものを売っているのではなく、手工芸品やメキシコ産のチョコレート・チリなどが売っています。露天のお店より価格は上がりますが、洗練されたセンスの良い雑貨が揃っています。

目の前の公園に画家さんが描いたアートも売っており、そちらも素敵です。

住所:Pl. San Jacinto 11, San Ángel TNT, San Ángel, Álvaro Obregón, 01000 Ciudad de México, CDMX

El Bazar Sábado(バザールサバド)

「Roma(ローマ)」

オシャレなエリアとして人気のある「Roma(ローマ)」はハイセンスなカフェや雑貨店が数多く立ち並び、歩いているだけでも楽しいエリアです。こじんまりしたお店が多いので、散歩をしながら気になったお店に入ってみてはいかがでしょう。

週末はバザールが開催されていることが多く、メキシコでしか買えないような洋服やアクセサリーなどを買うことができます。

出典 - https://cdmxsecreta.com/bazares-cdmx-diseno-mexicano-economia-local/

上記の写真は定期的に開催しているバザールのひとつ「bazar Resiliente」の様子です。

住所:Colima 194, Roma Nte., Cuauhtémoc, 06700 Ciudad de México, CDMX

bazar Resiliente

メキシコの歴史に触れるなら?

「Zocalo(ソカロ)」

メキシコシティの中心にある歴史的地区の通称です。アステカ帝国の神殿があったとされており、世界遺産にもなっている場所です。ソカロ広場を中心に大聖堂や国立宮殿が立ち並んでおり、圧巻です。

・Museo del Templo Mayor(テンプロ・マヨール)

スペイン人はメキシコを侵略した際にアステカ帝国を滅ぼし、その上にメキシコシティをつくりました。その為、現在でもメキシコシティの下にはアステカ帝国の遺跡が眠っています。テンプロ・マヨールはスペイン語で大寺院という意味でアステカ帝国の遺跡をみることができます。

住所:Seminario 8, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro, Cuauhtémoc, 06060 Ciudad de México, CDMX

Museo del Templo Mayor(テンプロ・マヨール)

amigaではソカロに関する記事がありますので参考にしてください。

【メキシコシティ】世界一美しいとと呼ばれる郵便局、パラシオ・ポスタル

アートに触れるなら?

「Polanco(ポランコ)」

メキシコシティには大小数多くの美術館が存在しますが、特にポランコ地区にはメキシコを代表する有名な美術館が何軒もあります。

・Museo Soumaya(ソウマヤ美術館)

フォーブスの長者番付で世界第2位に輝いたこともある実業家カルロス・スリムが亡き奥様のために作った美術館です。ロダンの「地獄の門」や「考える人」を筆頭にピカソやダリなどの作品がずらりと展示されています。その数なんと約7万点。しかも入場無料なのです。土日は列ができているので、平日に行くことをオススメします。

住所:Blvd. Miguel de Cervantes Saavedra, Granada, Miguel Hidalgo, 11529 Ciudad de México, CDMX

Museo Soumaya(ソウマヤ美術館)

「Zocalo(ソカロ)」

ソカロ周辺の建築物はもちろんのこと、メキシコを代表する画家の作品が展示してある美術館などがあり、アート好きにはオススメです。

・Palacio de Bellas Artes(べジャスアルテス宮殿)

ソカロ近くにあるオペラハウスです。内部の壁に描かれている絵画は壁画の三大巨匠とも呼ばれている、ディエゴリベラ、ダヴィッド・アルファロ・シケイロス、ホセ・クレメンテ・オロスコなどによって描かれたもので、かなりの大迫力です。メキシコの美術に触れてみてください。

住所:Av. Juárez S/N, Centro Histórico de la Cdad. de México, Centro, Cuauhtémoc, 06050 Ciudad de México, CDMX

食事をするならどのエリアがオススメ?

出典 - https://www.maximobistrot.com.mx/galeria/

「Roma(ローマ)」

メキシコの代官山と呼ばれるだけあり、レストランもオシャレかつ美味しいお店が集まっています。料理のバリエーションも豊富でメキシカンはもちろんアジア料理やイタリアンなど選択肢には困りません。

・Maximo(マキシモ)

メキシコを代表する人気メキシカンの一つでもあり、常に満席のため予約必須です。料理は見た目からして華やかで美しく、それだけでテンション上がります。もちろん味も抜群。ポン酢や柚など日本人にも馴染みのある調味料を使ったりもしています。

住所:Av. Álvaro Obregón 65 Bis, Roma Nte., Cuauhtémoc, 06700 Ciudad de México, CDMX

Maximo(マキシモ)

「Polanco(ポランコ)」

高級ブランドショップが立ち並ぶ通りとその一本隣の道にレストランが立ち並んでいます。高級エリアで他のエリアと比べると少し値段が上がりますが、雰囲気が良く清潔感のあるお店が多いです。

・Quintonil(キントニル)

こちらもメキシコを代表する人気メキシカンの一つで2022年の世界のベストレストラン50の9位に選ばれているレストランです。お値段は高いですが日本では絶対に食べることのできないメキシカンです。こちらも人気店で予約が2ヶ月先まで埋まっていることも。

住所:Av. Isaac Newton 55, Polanco, Polanco IV Secc, Miguel Hidalgo, 11560 Ciudad de México, CDMX

Quintonil(キントニル)

タコスを食べるならどこがオススメ?

メキシコを訪れたら絶対に食べたいのがそう、タコスです。

メキシコシティには高級店から屋台まで数え切れないくらいのタコス屋さんがあります。それぞれのエリアに点在しているのでぜひお気に入りを見つけてみてください。

オススメのタコス屋さんについてはこちらの記事をご覧ください。

チランゴが愛する、メキシコシティの本当に美味しいタコス屋さん4選

まとめ

メキシコシティ内でもエリアによって雰囲気が全く異なり、どのエリアも奥が深く魅力いっぱいです。

ただ、やはりエリアによっては危険な所もあるので、テピートのような危険なエリアには近づかないようにしましょう。また日本に比べると圧倒的にすりやひったくりが多いです。街中を散策するときは気をつけてください。

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