メキシコシティの治安とは？
メキシコといえば「麻薬」「マフィア」など危険なイメージを持っている人が多く、一人で歩くのは怖いと思っている人も少なくないのではないでしょうか。実際、筆者もメキシコに来るまでは「危ない」というイメージを強く持っていました。
しかしメキシコシティの場合、危険な場所と比較的安全に暮らせる場所が顕著に分かれており、危険な場所は現地に住んでいるメキシコ人でも近づきません。
そのため、メキシコシティでは危険な場所には行かず、注意を払いながら過ごしていればとても快適に過ごすことができます。
安全なエリア、危険なエリアについては▼の記事を参考にしてください。
メキシコシティで安全な場所、危険な場所はどこ！？安全なエリア、危険なエリアを解説します！よくある犯罪の手口とは？！
ここからはメキシコシティでよくある犯罪をご紹介していきます。
1．スリ
・電車・バスや人混みでかばんやポケットに入れていた貴重品を盗まれた。
・見知らぬ人（スリ）から「服が汚れているので拭いてあげる」と声を掛けられ、拭いている間に貴重品を盗まれた。この場合スリは2人１組で行動しており、1人がわざとケチャップや液体をかけ、親切な人を装って声を掛けます。一緒に拭いて意識をそらしている間にもう1人のスリが貴重品を盗みます。
２．置き引き
・レストランやカフェで椅子にかばんを置いていたが、気付いたときにはかばんが無くなってい た。
・空港で荷物を自分の隣に置いてベンチに座っていたら、いつの間にか荷物が無くなってい た。
３．強盗
・車にかばんを置いたままレストランに入ったところ、車の窓ガラスが割られており、かばん が盗まれていた。
このような犯罪は昼夜問わず被害に合います。昼間だからといって気を抜かないようにしましょう。
メキシコシティで自分の身を守るための防犯対策8選
ここからは危険な目に合わない為に身を守る方法をご紹介していきます。
１．夜一人で出歩かない。
メキシコシティに限らずですが、夜間は一人で出歩かないようにしましょう。安全なエリアや繁華街であっても夜は危険です。特に女性は男性に比べて狙われやすいので注意が必要です。
２．高級品は身に着けない。
高級な時計やブランドものを身に着けているとお金を持っていると思われ、スリやひったくりに狙われやすくなります。出歩く際は盗まれてもいいものを身に着け、現地の人と同じような服装をしましょう。
３．携帯は歩きながら使用しない。
携帯を歩きながら使用すると注意力が散漫になってしまい、そのすきに携帯や貴重品をひったくられる可能性があります。また交通ルールを無視する車もいるので、道を渡るときは携帯を見ながら渡らないようにしましょう。
４．貴重品はズボンのポケットなどに入れない。
ズボンのポケットやかばんの外ポケットに入っている貴重品は、すれ違いざまにすられる可能性があります。貴重品はチャックのついているかばんの中にしまっておきましょう。また人混みに行く時や公共交通機関を使用する時はリュックサックは前に背負いましょう。
５．レストランやカフェで荷物を置いたまま席を立たない。
レストランやカフェであってもスリにあうことがあります。貴重品を席に置いたまま、席を立たないようにしましょう。
６．流しのタクシーには乗らない。
運転手が全員良心的な人とは限りません。なかには高い金額を請求したり目的地と違う場所に連れて行く運転手もいます。より悪質な場合はそのまま誘拐されてしまう場合もあるので、タクシーを使用する場合はUberのような運転手の身元が分かるタクシーを使用しましょう。
Uberの乗り方はこちらの記事を参考にしてください。
【2021年最新版】メキシコ生活に必須！Uber（ウーバー）の使い方と注意点
7．知らない人から声を掛けられても立ち止まったりしない。
メキシコ人は親切な人が多いですが、中には優しい言葉をかけて、こちらが立ち止まっている間のスリを働く人もいます。知らない人から声を掛けられても立ち止まらないようにしましょう。
8．強盗やスリに遭った時の為にダミーのお財布を用意しておく。
用心に用心を重ねていても街中で強盗に遭ってしまうかもしれません。その時は抵抗せず速やかに少量の現金を入れたダミーのお財布を渡しましょう。抵抗して怪我をしてしまった事例も多くあります。
まとめ
確かにメキシコシティは日本と比べると安全とは言い難いです。しかし、メキシコは自然や遺跡など魅力的な場所が多く、楽しいアクティビティを体験することができる国です。
今回ご紹介した記事を参考に、犯罪に巻き込まれやすい行動やシチュエーションをさけて充実したメキシコライフを送ってください。
